フェレットの三大疾患について飼い主さんが知っておくべきこと!

とても愛嬌があり可愛いフェレットですが、病気にかかりやすいことは否定できません。
フェレットに多くみられる病気の中でも、副腎腫瘍・インスリノーマ・リンパ腫が「三大疾患」と呼ばれているのをご存知ですか?

病気を完全に予防するのは難しいため、できるだけ早く気付いてあげることが何よりも大切。
そのためには、飼い主さんがフェレットの三大疾患について知っておく必要があります。
今回はフェレットの副腎腫瘍・インスリノーマ・リンパ腫について、わかりやすく解説していきます。

副腎腫瘍(副腎疾患)

副腎(ふくじん)は腎臓(じんぞう)の上部左右に位置する臓器で、生きていくために必要なホルモンを分泌する役割があります。
フェレットの副腎は、本来であれば米粒程度の大きさしかありませんが、副腎疾患になってしまうと大きく腫れてしまい、ホルモン分泌に異常が出てきてしまうのです。

副腎腫瘍ができると、多くのフェレットさんに見られるのが脱毛。
飼い主さんが最初に異変に気付くのは「尻尾や背中の毛がハゲてきた!」という見た目の症状です。
その他、オスの場合には「おしっこが出にくそう」、メスの場合には「乳首が赤くなっている」「陰部が腫れている」などの症状にも気付くことがあります。

治療法としては、リュープリンと呼ばれる「ホルモンの分泌を調整するための注射」を定期的に受けるか、副腎自体を摘出する外科手術が一般的です。

インスリノーマ

インスリノーマは膵臓(すいぞう)にできた腫瘍が悪さをし、通常より多くのインスリンを放出してしまう病気です。
インスリンには血糖値を下げる働きがあるため、低血糖症を引き起こします。
ぼーっとしている様子がみられたり、寝ている時間が今までより長くなったりした場合には、インスリノーマの初期段階の可能性もあるので注意が必要です。

残念ながらインスリノーマを完全に治す治療法は、今のところありません。
手術をして腫瘍を摘出しても再発する可能性が高いので、5歳を過ぎたフェレットでは内科的治療として、血糖値のコントロールのためにステロイドの飲み薬を処方されることが多いです。(この辺りの判断は獣医さんによっても違いがあります)

また、インスリノーマのフェレットさんには、飼い主さん自身で食事をこまめにとらせてあげることも大切です。
私が初めて一緒に暮らしたフェレットは7歳を過ぎた頃にインスリノーマになり、3~4時間おきに「ふやかしご飯」を作って食べさせていました。

リンパ腫

リンパ腫は、いわゆる「血液の癌」です。白血球の中のリンパ球が腫瘍化してしまい、血液にのって様々な臓器で増える病気で、はっきりした原因はわかっていません。
症状は腫瘍ができた場所によって異なりますが、食欲減退や体重減少がみられるのが特徴的です。

治療では、癌の進行を遅らせるために抗がん剤を使うのが一般的ですが、人間の抗がん剤と同じように「強い副作用」もあるので、飼い主さんと獣医さんでよく話し合って方針を決めていくことが必要となってきます。
抗がん剤治療をしている間は、副作用をできるだけ軽くしてあげるために「ステロイド」を毎日飲ませるのが一般的です。

まとめ

今回は、フェレットの三大疾患である「副腎腫瘍」「インスリノーマ」「リンパ腫」について、飼い主さんには最低限知っておいて欲しいことをお伝えしました。
どんなに愛情いっぱいで接していても、大切にお世話をしていても、病気になってしまうことは避けられない部分があります。

「病気になったときにしっかり面倒を見られるのか」
「治療費や手術代を払うことができるのか」
こういったことも、フェレットをお迎えする前にはじっくり考えて欲しいです。

フェレットは4歳を過ぎると、立派なシニア期。
病気が進行する前に早期発見してあげられるよう、少なくとも半年に1回は必ず定期健診を受けるようにしましょうね。

 

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