キアゲハを育ててみよう!キアゲハの飼育方法

キアゲハを育ててみよう!キアゲハの飼育方法

日本のアゲハチョウの多くは、ナミアゲハとキアゲハという種類です。あの美しい黄色と黒の翅(はね)で優雅に舞うアゲハチョウ。畑や野原で見かけたイモムシが、実は美しい蝶かもしれませんよ!それでは、夏の貴婦人「キアゲハ」の飼育についてご説明しましょう。

キアゲハはどんな蝶々なの?

キアゲハとナミアゲハは、成虫がよく似ていますが、翅の色がより黄色く、ポイントは翅の付け根が黒く三角形の模様があります。幼虫の色はきわどい緑と黒の縞模様があり、ナミアゲハの幼虫は全体的に緑色をしているので、よりハッキリと見分ける事が出来ます。
日本全土に分布しており、発生時期は春〜秋、幼虫期にセリ科の葉を食べるのもキアゲハだけです。その他、ユーラシア大陸〜北アメリカ大陸という、非常に広範囲でも生息しています。

キアゲハの飼育準備を整えよう!

キアゲハの飼育をする為の準備はこちらです!

  • 幼虫を探す(パセリや人参の葉についている)
  • 餌(人参の葉、パセリ、セリ、ミツバ、セロリなど無農薬の物)
  • 虫かごや水槽を用意(通気性の良い物で20〜30cm位)
  • 割り箸や木の枝(1〜2本)

幼虫はセリ科の植物に集団で付いている事が多い為、比較的見つけやすいでしょう。小さな幼虫は茶色と白色で、鳥の糞に擬態しています。その後脱皮を繰り返し、緑と黒の縞模様の警告色を持ちます。アゲハチョウ特有の臭い角も勿論出せます。

キアゲハ飼育の注意点は?

飼育時の注意点はまず、高温多湿にならない事!虫かごの通気性は必ず注意!床に新聞紙やキッチンペーパーを敷くと、除湿効果が高まり、糞の掃除もしやすいのでオススメです。食欲が大変旺盛で、モリモリ大きくなります。新鮮で無農薬の餌をマメに与えましょう。餌を長持ちさせるには、餌の茎を花束状にしたら綿を巻き、十分水で濡らしたらサランラップで漏れないように包んで、輪ゴムで括ると幼虫が水で誤って溺死するのも防げて良いですよ。

キアゲハの幼虫の病気や天敵

キアゲハの幼虫の病気や天敵に、まずヤドリバエや寄生蜂がいます。これらは幼虫に卵を産みつけ、蛹の時に殻を食い破って出て来きます。幼虫時はわからないですが、蛹の色が極端に他の者と違ったりします。その他脱皮の失敗や、高温多湿、餌不足や不衛生な飼育環境でも、幼虫が突然死する事があります。農薬の付いた餌も死亡するので注意しましょう。

キアゲハが羽化するまでの期間は?

立派な終齢幼虫になったら、次はいよいよ蛹へ変体します。幼虫は2〜3日餌を食べるのを止め、都合の良さそうな場所にじっとくっつくようになります。この状態から2日程で蛹へ変わりますが、とてもデリケートな時期なので、触ってはいけません。蛹の時に触ってしまうと、奇形になってしまったり、死んでしまう事があります。蛹は何事もなければ2週間前後でめでたく成虫へ羽化します。

夏の貴婦人キアゲハを育ててみよう!

いかがでしたか?別名「夏の貴婦人」と誉れ高いキアゲハの飼育について、ご紹介致しました。小さな昆虫の世界から沢山の不思議と、壮大なドラマが垣間見えるのが飼育と観察です。お子様に命の不思議、尊さを学んでもらう時もオススメですよ!昆虫の見分け方を教えてあげるもの楽しいですね。

 

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