キャバリアの誕生秘話

今回の記事では「キャバ」や「キャバリア」の愛称で言われている、優雅で品格が漂う王様の犬として有名な、キャバリア・キング・チャールズ・スパニエルについてご紹介します。キャバリアは名前が長い犬としても有名ですが、意外と知られていないキャバリアの歴史について一緒に見てみましょう。

キング・チャールズ・スパニエルとキャバリア・キング・チャールズ・スパニエル

私達が良く知っているキャバリアは、19世紀頃(日本の江戸時代~明治時代)に誕生した犬種になり、キャバリアの歴史を見ていくと、17世紀イギリス(日本は江戸時代頃)までさかのぼります。
17世紀イギリスで人気の犬種が「キング・チャールズ・スパニエル」という犬で、この犬がキャバリアの元になる犬種です。

では、どんな歴史からキャバリア・キング・チャールズ・スパニエルが誕生したか見てみましょう。

王様が愛した犬

キング・チャールズ・スパニエルはイギリスの王チャールズII世に大変愛された犬として有名です。あまりの溺愛ぶりに犬種の名前を国王、チャールズのスパニエル犬として「キング・チャールズ・スパニエル」になりました。
国務が疎かになるくらいの溺愛ぶりだったみたいですよ、愛犬家ならその気持がわかりますね。
ちなみにスパニエルとは、スペイン系の狩猟犬のことです。主に、獲物となる鳥の位置を知らせたり、撃たれた鳥を回収、又は鉄砲で撃つ猟をサポートします。

パグの様な鼻ぺちゃ犬が大流行

王様が愛した犬としてキング・チャールズ・スパニエルは人気を博しましたが、国王チャールズ二世の死後、短いマズルの犬種のブームにより、パグや狆(ちん)などのマズルの短い犬とかけ合わせ、小型化し鼻の潰れたキング・チャールズ・スパニエルが流行しました。
しかし、過度の品種改良の結果、キング・チャールズ・スパニエルの健康被害が続出するだけでなく、一緒に寝ているとイビキがうるさいなどの理由で人気が低迷します。

19世紀になり、キング・チャールズ・スパニエルを元の姿に戻そうと、ロズウェル・エルドリッジというアメリカ人によって懸賞金がかけられ、元の姿に戻す繁殖活動が行われました。
懸賞金をかけたことで、ブリーダー達は競い合いつつ、まれに生まれるマズルの長い子同士をかけ合わせるなどをして、チャールズII世がいた頃に近い個体を完成させたのが、現在の「キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル」になります。
※マズルとは、口のまわりから鼻先にかけての部分の事を言います。マズルの短い犬種は、パグ・ブルドック・ペキニーズなどがあげられます。

キャバリアの名前の由来

なぜ「キング・チャールズ・スパニエル」から「キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル」になったのか疑問に思いますよね。

いくつかの憶測が挙げられますが、1つ目は潰れた鼻で定着したキング・チャールズ・スパニエルと見分けるため、2つ目は新たに繁殖して誕生した犬種だからかもしれません。
はっきりとした理由は分かりませんが、キャバリアとは、「騎士」という意味があります。騎士とは、中世において戦う者に与えられた名誉的称号です。もしかしたら、イギリスの王と寄り添って人気を博したナイト犬として「キャバリア・キング・チャールズ・スパニエル=騎士、国王チャールズの鳥猟犬」という意味で付けたのかもしれませんね。

 

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