ベンガル猫を知っていますか?
ネコでよく飼われているメジャーな品種とは違い、まだあまり見かけることのない珍しいネコです。
本記事ではベンガル猫が生まれるまでの歴史、魅力や特徴、性格、飼う難易さ、寿命や気をつけるべき病気についてまとめました。
これを読めばベンガル猫の魅力にきっと気付くでしょう!
最後までゆっくりご覧ください。
ベンガル猫はこうやって誕生しました!
ベンガル猫は1963年にアメリカでアジアンレオパードキャットと黒猫を交配することで誕生しました。
生まれた子猫(F1世代)はヤマネコ同様の模様が現れていましたが、成長とともに黒毛に覆われてしまいました。
しかしその子猫(F1)の生んだ子猫(F2)はヤマネコのようなスポットを持っていたということです。
ただ、その後は残念ながら事情により繁殖は一時中止されてしまいました。
その後、カリフォルニア大学で猫の白血病の研究が行われていました。その研究はヤマネコなどの一部の野生の猫は、ネコ白血病の抗体を持っているのではないかというもので、見事成功し、その後1983年には正式登録されて今に至るというわけです。
ベンガル猫の魅力と特徴について
まずはその美しいヒョウ柄ではないでしょうか。他の猫に見ない珍しく美しいこの模様は、見るものをとりこにするでしょう。
それだけではありません。そのヒョウ柄の毛並みはとてもすべすべしていてきれいで、触り心地はシルクのような肌触りをした特徴を持っています。
短毛種で抜け毛も少なく、ブラッシングも週1~2回で大丈夫です。
体つきはがっしりとした体格をした猫で、体長は60~80cm、オスで5kg~8kg、メスで3kg~5kgほどに成長します。大きい猫の部類に入るでしょう。
ベンガル猫の性格について
野生種からの交配が行われていることから気性が荒いと思われがちなベンガル猫ですが、実はおとなしくてとても人懐っこく甘えんぼうな性格をしています。
他の生き物に対して社交的な部分も持っており、猫同士だけではなく犬と猫などでも仲良くすることができます。
それと猫には珍しい特性ですが、水を嫌がらない子が多いです。個体差はありますが水浴びが好きなベンガル猫も多いので、お風呂などは比較的楽にお手入れができそうですね。
ただし、環境の変化には弱くストレスを抱えやすい性格も持っています。野生の血がまだ残っているからと言えるかもしれません。できるだけストレスのない環境を作ってあげたいですね。
ベンガル猫って飼うの大変?
ベンガル猫は比較的おとなしい子が多いので、飼いやすい猫と言えるでしょう。
ただ、もともとの身体能力は高く、2~3mくらいの高さまで登れる能力を持っています。ですから、性格が活発な子は家の中の色々なところに大ジャンプ!しちゃうことも!
お迎えする際には親猫の性格など聞いてから決めると安心ですね。
ベンガル猫って寿命はどのくらい?気をつけるべき病気は?
ベンガル猫は13~15歳と平均的な寿命です。
体も丈夫で心配する病気はないと言われています。
また、研究で明らかになったことですが、白血病にかかりにくい特性も持っています。
まとめ
いかがでしたか?
丈夫できれい、肌触りも大変素晴らしく、それでいておとなしい性格の子が多いベンガル猫は魅力がたくさん詰まっていておすすめの品種です。
ぜひお迎えしてみてはいかがですか?
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