黒柴は毛色がだんだん変化する?!

子犬の頃は毛色が真っ黒だった黒柴が、成長するにつれてだんだん毛色が茶色に変化してくることをご存知ですか?これには、柴の毛のしくみと遺伝が関係していたんです。

今回は、黒柴の毛色の変化についてご紹介します。

柴犬の毛のしくみ

柴犬のような日本犬の毛は「三段毛」といって、毛の一本一本をよく見ると三段のグラデーションになっています。黒柴の場合、体毛には茶色・白色・黒色の毛が混じりあっていて、なおかつ一本一本の毛も三色のグラデーションになっています。

黒柴の場合、実際は根元から白→茶色→黒色のグラデーションになっていますが、毛先が黒いから黒毛に見えているんです。この三色のグラデーションは「鉄さび色」と呼ばれていて、黒柴の毛色では理想とされているんだそうです。遺伝によっては三段毛にならない犬もいます。

黒柴の毛色は茶色に変化することが多いですが、場所によってはグレーになっていたり、白が多くなっていたり、よく見ると体中さまざまな毛色になっています。

柴犬はダブルコートと呼ばれる二重構造の被毛をしていて、抜け毛の多い犬種としても有名です。皮膚を守るための表の硬い毛と、体温調整を行うための柔らかいアンダーコートの二重になっていて、換毛期にはアンダーコートが抜けて生え変わります。この換毛期に毛色が変わることが多いといわれています。

黒柴の毛色がだんだん変化する理由

柴犬には主に4種類の毛色があります。多い順に「赤・胡麻・黒・白」の4色あるのですが、生まれる時にはこの4色全ての色の遺伝子を持って生まれてきます。ですから、両親が黒柴だからといって必ず黒が生まれるというわけでもないんですね。

黒柴の毛色がだんだん変化する理由は、三段毛であるということと、もともと黒色以外の遺伝子も持っており、成長に伴って色が変化してくるから、という主に2つの理由が挙げられます。

黒柴は、頬のあたりや、胸、お腹などが白い裏白と呼ばれる毛色なのですが、この部分の黒と白のコントラスト加減も、持っている色の遺伝子によってそれぞれの個体で違ってきます。同じ黒柴でも、裏白部分が茶色っぽい子もいれば、真っ白な子もいて柴犬の毛色は奥深くて面白いなと思います。

成長してからの毛色が気になる方は、ブリーダーさんに質問してみると良いかもしれません。「わからない」というブリーダーさんも多いかもしれませんが、そのくらい柴犬の毛色は複雑なようです。

黒柴以外の柴犬の毛色

黒柴に限らず、他の柴犬の毛色も変化します。茶色(赤柴)の柴犬も年齢と共に黒が濃くなってきたり、さらに年を取ると黒が薄くなってきたり、と色々変化するようです。個体数が少ない白柴も、真っ白から茶色が混ざってきたり、頭や背中が全体的にクリーム色になったり、成長に伴い変化していきます。

一般的には、2歳頃にはっきりとした模様が出やすく、7歳以降のシニア時期には毛色がぼんやり変化してくるといわれています。

まとめ

柴犬は体型も結構変化するので、毛色と併せて観察してみると面白いかもしれませんね。黒柴の毛色があからさまに茶色になってくると「どうしたんだろう?」とちょっと心配になってしまうかもしれませんが、自然なことなので安心してくださいね。

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