膵臓の病気、膵炎について

8月に入りましたね。急にかなりの暑さに熱中症で運ばれる方も増えてきました。ペットもエアコンの環境にいる子が多いですが、空調のきいた部屋にも落とし穴はいくつもあります。
脱水にならないように気をつけてあげてくださいね。

8月最初は・・・最近多い膵炎(すいえん)のお話です。
といっても難しく説明してしまうとわからなくなってしまいますので、簡単に書いていこうと思います。

膵臓に炎症、そのサインは?

膵臓(すいぞう)というのは、病気になっていてもなかなか気がつかないことが多い臓器です。でも体にとってはとても大事な機能をしています。

膵臓に炎症があると、食欲が低下したり、軟便もしくは下痢を繰り返したりします。
原因というものがわからないときには疑ってみるとよいかもしれません。水分のコントロールだけでなく、胃酸のコントロールができていない可能性もあります。

胃酸は食べたものを消化して胃腸内から吸収されやすいようにしてくれています。ですが、なぜかそれができない場合・・・膵臓がおかしくなっている可能性があります。

脳からインスリンというものを出す命令をすることによって、体のなかに必要な糖分をコントロールしています。
糖分というのは甘い物だけではなく、普段の食餌からでる糖というのもあります。(炭水化物などは良い例ですね)

糖尿病になるとコントロールができずに、どれだけでも糖分をとりたくなります。そして痩せていきます。
膵臓が悪くなった場合にもこの可能性が考えられるのです。ただし糖尿病とは逆で・・・・

膵臓でもインスリンをコントロールしてくれています。なので膵臓に問題が起こるとインスリンのコントロールができなくなってしまって、いつまでも
体の中に糖があるような状態を作り上げてしまいます。

となると?

食餌をとろうということをしなくなってしまったり、インスリンによる下痢や軟便になっていき
体重が減っていくということになってしまいます。

膵臓を治療する薬はありませんが・・・

夏だから暑さで食欲がなくなったりしますが、それがいつまでも続いたり、また体重の減少が止まらない場合、下痢が1ヶ月続くなど、考えられることがでてきたら少し疑ってみてください。
血液検査でも異常がほとんどないのに、食欲が落ちるし、下痢する・・・という症状がでてきたら、検査する場所に膵臓を加えてみてください。
膵臓を治療する薬はありませんが、インスリンをコントロールするハーブやサプリメントは存在しています。
もちろん私どもでもご紹介しております。

ペットにとって食餌と遊びと寝ることはとても大切なことです。健康を維持するためにとても大切なことです。
暑い夏、体調不良にもなりやすいです。是非一度健康管理、食事内容、便の様子など気にしてみてあげてくださいね。

 


ライター:黒田さおり

薬剤師の資格を有し、動物を専門に栄養食やサプリメントを研究・開発をしている。海外の情報も積極的に取り入れ、自身で商品調達を行うこともある。

黒田先生がオススメの栄養食やサプリメントは、いぬねこサプリ.com から。


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