私が目指すパリアティブケア

私が薬剤師になったひとつの理由「薬が嫌いだった」
私が子供の頃というのは小児用というのが少なく、ほとんど粉剤か液体でした。これがかなりのストレスで、服用することができなかった記憶があります。

ペットに関しても同じなのではないでしょうか。
不味いもの、あれはおいしくない、という認識ができてしまうと、その容器を見るだけで逃げ出してしまうということも少なくないと思います。

私はいかにして薬を飲まずして病気を治すか。。。ということをいつも考えています。もちろん、薬は病気を治すものではなく、病気を治す体をフォローするというのが本来の役目です。

ペットに対して、健康であるときにはまず病気になりにくい体作り、そして病気になってしまったときには、いかにして本来持つ治癒力で病気を回復させるかということを考えてあげたくて、パリアティブケアカウンセラーになろうと思いました。

 

パリアティブケアとは

パリアティブケアというのは本来緩和ケアという意味ですが、日本では安楽死という概念がないために、最期まで医療を施すということが選択されています。もちろんもう治療する方法がないとなると、痛みだけをとる緩和ケアとなります。

ペットに関しては、まだ手術や治療をして完治もしくは多少でも状態を良くしていくという方法がなされますが、そこにかなりのリスクが伴うことが多いのが現状です。

たとえば人間では緩和ケアというのは終末医療からですが、ペットは終末医療といっても多くの病気に対してそうなってしまうことが多いです。ガンだけではなく、不治の病は人間と同じほどあるのではないでしょうか。

薬を使用してもよくならないことは、これこそ人間より多いのかもしれません。また使用できない治療、オペ、薬も多く、なかなか難しい状況になっている方もおおいのではないでしょうか。

その中でいかに上手にその病気と向き合い、薬やサプリを使用してその症状が少しでも抑えられるのであれば、終末医療の緩和ケアではなく、まだこれからを楽しく生きるための緩和ケアにもなるわけです。

 

それでもなんともならないことも、もちろんあります。

今一緒に生活しているペットが苦しまずに最期を迎えることができるような方法を考えるときに、いろいろな知識や、そのほか病気に関しても知らなければならないことがたくさんあると思います。
ペットが苦しむところは見たくないのは誰もが思うことだと思います。
しかし、その病気に関して、また今の現状把握もなかなか難しいとなった際、相談できる場所といえば獣医さんだけとなります。
でも日本の獣医さんの場合、かなり忙しく、診療だけで精一杯な病院もたくさんあります。診療していただくにも待ち時間も多く、ペットにはかなりのストレスになってしまうことも多々あるでしょう。

私はそんな悩みを抱えた方々の力になりたい、私の持つ知識とできうる限りその病気や治療に対して伝えてあげたいと思うようになりました。

 

保護した時にはもう手遅れで、あと何日の命しかないという子もたくさんいます。

私でも最期は苦しまずに逝きたいと思います。それはペットでも同じだと思うのです。
私の目指す緩和ケア(パリアティブケア)はどんな状況であれ、少しでも体が楽であり、今の時間が幸せだと思ってほしい、最期に生きてて良かったと思ってほしいと願う気持ちから治療そして薬の服用だけに頼るのではなく、その子が本当に幸せであることをオーナーさんと一緒に見つけたくて、パリアティブケアカウンセラーしています。

パリアティブケアという言葉には本当にたくさんの意味があると思いますが、私にとってのパリアティブケアはその子の幸せを考えることからはじまる心と体のケアを目指しています。

 


ライター:黒田さおり

薬剤師の資格を有し、動物を専門に栄養食やサプリメントを研究・開発をしている。海外の情報も積極的に取り入れ、自身で商品調達を行うこともある。

黒田先生がオススメの栄養食やサプリメントは、いぬねこサプリ.com から。


 
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