犬がリラックスできる周波数は○○Hz

最近、飼い主さんといっしょに歌っている犬や、音楽に合わせてダンスをする犬など、犬が音楽を楽しんでいるような動画を目にすることがあります。その愛くるしい姿は飼い主さんだけでなく、見ている私たちも楽しませてくれます。

実際犬は本当に人間と同じように音楽を楽しんだり、リラックスしたりするのでしょうか。

犬の耳はどれくらい聞こえるのか

そもそも犬の耳はどれくらいの音を聞きとることができるのでしょうか。研究によると犬は6万5千Hzの音を聞き取れるということです。

ピアノの鍵盤で例えてみると、鍵盤の一番高い音から更に右に48個分の高音(4オクターブ)を増やした音まで聞き取ることができるということです。
ピアノの鍵盤は88鍵あります。これは人が聞き取れる音程感から作られています。もし89鍵以上の音を作っても人にとっては不快な音としかきこえないので、音楽としては意味がなくなります。

でも犬にとってはもっと高い音まで聞き取れるわけですから、もし犬がピアノを弾くならとても長い鍵盤のピアノが必要になりますね。

犬も人間と同じように音楽鑑賞をしている

では犬にとって音楽は人と同じように心地よく感じたりするものなのでしょうか。
実際、犬と音楽との関係は多くの大学の研究対象となっていて、様々な実験が行なわれています。それら研究報告によると「犬は確かに音楽を聴き分けている」こと、「犬にも音楽の好みがある」こと、そして「リラックスする音楽がある」ということがわかってきました。

作曲家のワーグナーのエピソードはとても興味深いものがあります。ワーグナーは犬の音楽の嗜好を当時から高く評価していたそうです。作曲している時に愛犬を観察し、その反応によってフレーズを修正したとのこと。ある調で奏でられる節には落ち着いていて、ときおりしっぽを揺らして気持ちよさそうに聞いていたようですが、別の調の一節ではとても興奮したことで、ワーグナーのアイデアを芽生えさせ、曲作りに大きな影響があったというのです。

犬は確かに私たち人間と同じように音楽鑑賞する能力があるのです。

犬にとって心地よく感じる周波数528Hz

犬がリラックスする音楽はどんなジャンルなのでしょうか。

コロラド大学が行った実験によると、様々な種類の音楽を聞かせた中、クラシック音楽を聞かせたときに犬たちはよく眠り、リラックスするということがわかったそうです。
なぜクラシック音楽を聴くと犬はリラックスするのでしょうか。それはクラシック音楽の中に犬が心地よいと感じる自然界の音のパターンに似たゆらぎの音が含まれているからです。その特定の音の高さの振動が、犬の副交感神経を刺激して犬は心地よいと感じます。

その周波数は「安らぎの周波数528Hz」とよばれています。

心臓の鼓動も赤ちゃんと犬にとっての子守唄

アメリカの2,500以上のアニマルシェルターで、犬たちのストレスを和らげるために流している音楽があります。「ケーナイン・ララバイ」(犬のための子守唄)といわれるこの曲は、全国のシェルタースタッフたちから絶大な評価を得ているそうです。この子守唄の特徴は心臓の鼓動の音をリズムとして使っていることです。しかもそれは人の心臓の鼓動です。

人間の赤ちゃんがお母さんの心臓の音を聞いて泣き止んだという話を聞いたことがあると思います。それは赤ちゃんにとって一番落ち着く音だからです。この曲を作ったウッドフォード氏は最初、泣いている赤ちゃんを落ち着かせるためにこの曲を作ったそうです。とても効果があったのでその評判はどんどん広がっていき、アニマルシェルターでも使われることとなりました。

今ではアニマルシェルターだけでなく、保護団体や動物病院にも無料で提供されています。

まとめ

聴力に優れている犬にとって、音楽というのは私たち人間以上に密接なものなのかも知れません。今回ご紹介した「安らぎの周波数528Hz」は人にも良い影響があります。実際赤ちゃんが胎内にいる時に聴くお母さんの心臓の鼓動もこの528Hzです。犬が人の心臓の鼓動でリラックスするというのも犬と人間の特別な関係を感じます。

愛犬とゆったりした時間を過ごすとき、528Hzを使った音楽をいっしょに聴いてみるのはいかがでしょうか。きっと愛犬といっしょに羊水に包まれたかのような、ゆったりとした心地よさを感じられることと思います。

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