その食事、栄養は十分ですか?

10月も半ばになりました。季節の変わり目がきちんと来たのか……そうでは無いのか。最近は風邪かアレルギーかわからないような症状の方が増えています。
皆さま体調はいかがでしょうか?

先月ですが、ショッキングなニュースがありました。
私の薬剤師免許は人間用(日本にはこれしかありません)ですが、長く動物の薬剤師をしています。ペットニュースではないですが、でもこれはペットにも言える大切なことだと思い、少し取り上げてみます。

 

食事はフライドポテトやパンばかり、極端な偏食の10代少年が失明 英報告

今回の症例では、偏った食生活とミネラル不足が失明の原因になったと研究チームは指摘。今後はジャンクフードの消費に起因する視神経症が増える可能性もあると予想している。
また、ヴィーガン食(完全菜食主義者向けの食事メニュー)についても、欠乏症を避けるためにビタミンB12のサプリメントを服用するよう促した。
今回の研究にはかかわっていない英インペリアル・カレッジ・ロンドンのギャリー・フロスト教授は、「極めて極端な事例ではあるが、幅広い多様な食事をとることの大切さが改めて示された」と指摘した。
栄養の偏りによる体の機能疾患で失明してしまった少年は、聴力さえも失くしかけているとのこと。
毎日の食事というのは、体をつくるためには本当に大切だということがわかる記事ですが。

これは人だけではなく、ペットも同じです。

「病気があるから、これしか食べられない」
とよく聞きます。
動物病院で療法食をすすめられて、そのままずっと食べさせている方も多いのではないでしょうか。それに疑問を感じることはありませんか?
私たちと違い、わんちゃんや猫ちゃんは食べたくないと食べません。無理に食べさせていたりしませんか?

病気があるからこそ色々食べなければならないものもあります。ペットは言葉をいうわけではありません。だからこそ私たちが考えてあげる必要がありますが、なぜそれを長年食べなければならないのか、先生からきちんと説明はありましたか?

もちろんそれじゃないと命に関わるということであれば必要だと思いますが、療法食は薬ではありません。薬も体を治すわけではなく、体を治すお手伝いをするだけです。療法食はさらにそのお手伝いのお手伝いくらいになってしまいます。

栄養素をとるために、同じ量を食べても吸収できる量や質はその子によって違います。みんな同じではありません。
本来はそうなる前に、きちんとした栄養素をとり、病気予防することが大切だと思いますが、それもなかなか難しい世の中になってきました。ペットのフードが豊富になり、便利になればなるほど、病気の数は増えて、罹患する病気の種類も多くなっていきます。

 

体をつくる、大切な食事

病院でこれしか食べちゃダメといわれても、わが子のために本当にそれしか食べることができないのか。
色々見てみてください。きちんと話をしてみてください。
情報はどこにでもあります。

私たちよりも短い命です。
体をつくる、大切な食事です。
再度考えてみてください。

 


ライター:黒田さおり

薬剤師の資格を有し、動物を専門に栄養食やサプリメントを研究・開発をしている。海外の情報も積極的に取り入れ、自身で商品調達を行うこともある。

黒田先生がオススメの栄養食やサプリメントは、いねねこサプリ.com から。


 
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