ハリモグラって飼えるの? ハリネズミとの違いや生態を徹底調査!

ペットとして人気の、ハリネズミに似た名前を持つハリモグラ。実はとても珍しい動物です。
今回は、「ハリモグラってどんな動物?」「ペットにしたいけど飼えるの?」という疑問にお答えして、ハリネズミとの比較をしながら、その生態を詳しくご紹介します。

ハリモグラの生態

生息地と種類

ハリモグラが住んでいるのは、オーストラリアやインドネシア。
哺乳類なのに卵を産んでお腹の袋の中で母乳を与えて子育てをする、とても珍しい単孔目に属する動物です。単孔目とは、尿と糞の排泄と生殖の3つをひとつの器官で行うグループの動物を言います。同じ単孔目の動物では、「カモノハシ」が有名ですね。つまり、ハリモグラはカモノハシと同じグループに属する珍しい哺乳類なのです。

ハリモグラのエサと特徴

ハリモグラのエサはアリやシロアリです。アリクイのように長い舌でアリをなめて食べるため、発見された当時はアリクイの仲間と考えられていました。しかし現在はアリクイとは全く別の種類だとわかっています。

ハリモグラ科ハリモグラ属。名前にはモグラと入っていますが、モグラとは親戚でもなんでもない、まったく別の動物です。モグラに似ている点は、大きな前足くらいでしょう。

体長は大人で30~45cmくらい、体重は2~8kgほど。細長いとがった口(吻)とつぶらな瞳が魅力です。

ハリモグラの針は防御用

一番の特徴である身体の針は体毛が進化したもので、危険を感じたときには体を丸めてこの針で身を守ります。しかし、猛禽類やキツネなどの天敵にはあまり効力がなく、食べられてしまうようです。

冬眠と夏眠をする

このほかの身体的特徴としては、汗腺がないため体温調節がうまくできず、寒い時期には冬眠、暑い時期には夏眠して過ごします。

寿命は意外に長い

もちろん個体差はありますが、寿命は意外に長く、45年くらいと言われています。

ハリモグラとハリネズミの違いは?

のんびりとした動きが可愛いと、最近ペットとして人気のハリネズミは、ネズミではなくモグラの仲間です。生息しているのはアフリカの東から西の乾燥地で、寿命は5~10年ほど。寒さに弱いためペットとして飼う場合は、冬場の保温が必須です。

ハリモグラとハリネズミに共通しているのは哺乳類であることと、身体の針で身を守ることだけです。まったく違う種類の動物なのに、同じ防御方法を持っているなんて不思議ですよね。

ハリモグラはペットとして飼えるの?

残念ながら、ハリモグラは個人がペットとして飼うのは難しい動物と言わざるを得ません。
カモノハシと同じく卵を産んで育てる原始的な哺乳類ということもあり、本場のオーストラリアの動物園でも飼育下の繁殖が難しいとのこと。もしも「どうしても個人で飼いたい!」という場合は、動物園並みの飼育設備と、45年間飼育し続ける覚悟が必要になりそうです。

ハリモグラは個人の飼育は難しい

ご紹介してきたように、ハリモグラの個人飼育は難しいため、ハリモグラが飼ってみたいという方は、なんとなく似た名前と同じトゲトゲを持つハリネズミの飼育を検討してみてはいかがでしょう。ハリモグラは、日本では名古屋にある東山動植物園などでみることができますよ。

 

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