エンゼルフィッシュを飼おう!~おすすめの種類や飼育方法、水槽づくりなどお役立ち情報をお伝えします~

熱帯魚、と聞いて、多くの人がまずエンゼルフィッシュを思い浮かべるのではないでしょうか。数多く存在する熱帯魚の中でも特に人気が高くポピュラーなのが、今回ご紹介するエンゼルフィッシュです。長いヒレを靡かせて悠々と水槽内を泳ぐ様は優雅で美しく、その名の通り天使が舞っているかのように見えるものです。

ここではエンゼルフィッシュの飼い方や、おすすめの種類、エンゼルフィッシュが好む水槽づくりなど、飼育をするにあたって知っておきたい情報をお伝えします。

おすすめの種類

年々品種改良が進み、エンゼルフィッシュの種類は今や30種類以上にも上ります。
その中でも、初心者でも比較的飼いやすいと言われているのは、シルバーエンゼル、ゴールデンエンゼル、マーブルエンゼルなどです。

シルバーエンゼルは、光沢のあるシルバーの体に黒っぽい縦縞模様が特徴の、一般的によく知られている、「エンゼルフィッシュ」の代表格的な種類です。
縦縞模様がなくなり、頭から背中あたりにかけて金色に輝くのがゴールデンエンゼル。
マーブルエンゼルは、縦縞模様の代わりに、大理石のような黒い模様が入っています。

いずれも、体が丈夫で水質、餌にそこまで神経質にならなくてもよいため、飼いやすく初心者向けであると言われています。もちろん、神経質にならなくてもいいとは言っても、何を与えてもいいというわけではありません。

水質は弱酸性~中性を好むので、それに近付けるようにするといいでしょう。

餌は市販のエンゼルフィッシュ専用フードか、赤虫やイトミミズを与えるとよいですが、生の赤虫やイトミミズは雑菌や病気を持ち込む恐れもあることから、敬遠する人もいるようです。
健康体であればそれほど問題はないと言われていますが、もし気になるのであれば専用のフードを与えるか、赤虫やイトミミズも乾燥のものであれば雑菌などの心配がないため、乾燥のものを与えてもいいでしょう。

エンゼルフィッシュと相性のいい熱帯魚

どの種類の熱帯魚を組み合わせて飼うか、というのはなかなか悩むところで、つい見た目や好みで組み合わせてしまいたくなるものですが、熱帯魚には種類によって相性があり、どう組み合わせてもOKというわけにはいきません。

まず、避けた方がいいのは、エンゼルフィッシュの口に入ってしまうような大きさの小さな魚やエビです。なぜなら、エンゼルフィッシュは獰猛なシクリッド系の中では比較的穏やかな種ではあるものの、縄張り意識が強く、自分の縄張りに入った小型魚などを追いかけたり食べてしまうことがあるからです。どうしても一緒に飼育したい場合は、せめて小型魚の隠れ家になるような水草や流木などを入れるようにしましょう。

逆に、エンゼルフィッシュが被害を受けてしまうという意味で避けた方がいいのは、中型のカラシン系やシクリッド系、スマトラ、大型のプレコなどです。
中型のカラシン系やシクリッド系には気性の荒いものも多く、エンゼルフィッシュとトラブルになりがちです。スマトラには体をつつかれてしまう危険性があり、プレコには、小型のものであれば大抵は問題ありませんが大型のものになると体を舐められてしまったりする恐れがあります。

安心して混泳させられるのは、グラミーやコリドラス、ローチ系です。
グラミーとは小競合いになることもありますが、お互いのサイズが大きく違わなければ殆ど問題にはなりません。
(キッシンググラミーなど、一部の種類には注意が必要です。)
コリドラスやローチ系は気性が穏やかで水槽の底で活動するため、生活スペースが異なるエンゼルフィッシュとはトラブルになりにくく、相性がいいと言えます。

エンゼルフィッシュが好む水槽づくり

エンゼルフィッシュの体は縦に長く、成長すると15㎝ほどにまで大きくなるため、大きめの水槽が必要になります。水槽のサイズは小さくとも45㎝、理想としては60㎝以上のものがほしいところです。45㎝のものであればエンゼルフィッシュ2~3匹、60㎝のものであれば3~5匹を一緒に飼育することが可能です。
(繁殖を考えているのであれば、60㎝以上をおすすめします。)

また、エンゼルフィッシュは水をよく汚すので、水替えはこまめにしてやる必要があります。1~2週間に1回、一度に全ての水を替えてしまうのではなく、1/3~1/2程度ずつ替えましょう。その他、定期的にろ過装置のフィルターの交換や掃除も必要になってきますので、必要に応じて行います。

水温は24℃~28℃、水質は先に記述した通り、弱酸性~中性に保てるようにします。PHは6.0~7.5あたりが適していると言われています。水質の乱れ一つで大切な熱帯魚を一度に全て失ってしまう恐れがあるため、水質の管理は、熱帯魚の飼育をする上で最も重要であると言っても過言ではありません。水温は常に正確に測れるようにしておき、ヒーターに異常がないか、ということにも気を配りつつ、PHもこまめに測ることが大切です。

まとめ

気にしなければならないことが意外に多く、飼うのを躊躇ってしまうかもしれませんね。ですが、何事もはじめからうまくはいきませんし、癒しを提供してくれるエンゼルフィッシュたちとの暮らしは素晴らしいものです。
目にも涼しい水槽やその中を泳ぐ彼らの優美な姿を見ていると、きっと日常の疲れや嫌なことも吹き飛んで、前向きな気持ちになれることでしょう。
失敗をしながらも学び、次に活かし、そうしてエンゼルフィッシュたちとの生活を楽しんで頂ければ幸いです。

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