フェレットを多頭飼いするときの注意点やポイント

みなさんの中には今いるペットの「おともだち」をもう1匹迎えようかと検討された経験はないでしょうか?
ペットを多頭飼いする場合、すぐに繁殖してしまうからケージを分けて飼わないといけないとか、1匹で飼わないと喧嘩してしまうとか、ペットの種類によって違ってきますので良く調べる必要があります。

フェレットの場合はどうでしょうか?
インターネットでフェレット達が仲良くハンモックで寝ている写真をよく見かけますね。
フェレットの多頭飼いは可能なのか、多頭飼いの注意点等紹介していきたいと思います。

フェレットは多頭飼いできるの?

結論から言えば、フェレットは多頭飼いできます。
もともと大半のフェレットはペットとして輸入されているもので、匂い対策の為に去勢や避妊手術後の生体が販売されている事がほとんどですので、性別の違うフェレット同士を同居させても繁殖することはありません。
また、基本的に喧嘩して血まみれになる事もありません。
ですから数匹のフェレットをひとつのケージで同居させ、ハンモックで気持ちよさそうに寝ている姿を見ることは珍しい事ではないのです。

フェレット同士の相性について

フェレットの多頭飼いは珍しい事ではありませんが絶対的に注意しなくてはならないことがあります。
それは、フェレット同士の「相性」です。
こればっかりは、実際に対面させてみないと分かりません。
対面させてみて最初から仲良く接する子もいれば、1~2週間程慣れるまでに時間を要する子もいます。中にはどうしても全くダメな場合もありますので注意が必要です。

フェレットを多頭飼いする時のポイント

多頭飼いにはフェレット同士の相性が重要だという事はお話ししましたが、3つのポイントを押さえてお迎えすればほとんどのフェレットは喧嘩する事無く、良きパートナーとして互いに認め合い仲良くしてくれます。
ここからはそのポイントをご紹介します。

フェレット同士の年齢が近い子を迎える

一番良いのは同じファーム出身のベビーの子を最初から2匹同時に迎えるのが確実です。
しかし、初めて飼育する方がいきなり複数匹を同時に迎える事は難しいかもしれません。その場合は、できるだけ早い段階で最初に迎えたフェレットと同じくらいの年齢の子を迎えると良いです。
幼いころから他のフェレットと一緒に生活しているフェレットは比較的簡単に新入りフェレットを受け入れてくれます。今までずっと長い間一人でいたフェレットは、新入りフェレットを受け入れにくい傾向にあります。
また、老齢フェレットがいるところにベビーフェレットを迎えると、今までのんびり過ごしていた老齢フェレットにとっては負担になりますので注意が必要です。

ご対面は飼い主の目の届くところでおこなう

フェレットは、環境の変化で体調を崩すことがあります。
先住フェレットと新米フェレットのご対面は、初対面に限らず必ず飼い主の目の届くところでおこなうようにします。
特に大人のフェレットの場合、必ず喧嘩しないとは限りません。殺し合いをするほどの喧嘩はありませんが、互いに対面当初はストレスになりますので、飼い主がきちんと目を光らせている必要があります。
ちなみに、初対面後は緑色のウンチをする子がよくいます。これはストレスによるものがほとんどで数日で元に戻る場合は気にしなくても大丈夫です。これが「お迎え症候群」の症状です。
しかし、緑のウンチが長引いたり、別の症状が出てきた場合は、新米フェレが何か病気を持ち込んだ可能性もありますので、動物病院を受診してください。

慣れるまでは別々のケージで飼う

フェレット同士が馴れるまでに1~2週間は必要と思ってください。
大人のフェレットでも温厚な子の場合やもともと多頭飼いしていたところに更に1匹追加して迎える場合などは2~3日で馴れてしまったり、初対面当日から仲よく遊ぶこともよくあります。
新たにベビーフェレを迎えた時などは、先住フェレがベビーフェレに噛みついたりすることもありますが、よく観察してみるとじゃれあいながらベビーフェレに噛む強さを教えているなんて事もよくあります。
お互い慣れてくると、トイレを共有したり、餌を一緒に食べたり、一緒にお昼寝をするようになりますのでそのようなサインが見られたらひとつのケージで同居させて大丈夫です。

ここで注意ですが、互いを受け入れる事ができずどうしても相性が合わない場合もあります。多頭飼いは飼い主都合であり、群れで生活する必要のないフェレットにとっては一匹でいたほうが良いという事もあります。最悪そのような場合にケージを分けて飼う覚悟がない飼い主さんは多頭飼いはやめておいた方が良いでしょう。

多頭飼いをお勧めする理由

フェレットの多頭飼いは、飼い主が一緒に遊んであげる時間があまり取れなくても互いにじゃれあったり、幸せそうにハンモックで寝たりと単独で飼うよりも更にかわいい姿を見る事ができます。フェレットの性格の違いも感じる事ができます。
そしてフェレット達は仲間を意識しあい、時にはフェレットとして先輩から新入りへ教育しているようなそんな場面も見られる事でしょう。

多頭飼いする場合のデメリット

多頭飼いのデメリットは、飼育費用が倍になることです。
フェレットは意外にお金のかかるペットです。小動物だからと言って軽く考えると後で驚くことになります。
フェレット1匹あたり小型犬1匹くらいの飼育費用がかかります。
トリミングすることはありませんが、年に1回の予防接種は必要ですし、フィラリア予防も毎年おこないます。フェレットフードやトイレも比較的高額です。

次に、万が一フェレット同士がどうしても相性が悪く同居させられない場合、フェレットケージを複数置く必要があります。ひとつのケージで飼える場合はお世話の量は変わりませんが、ケージが増えるという事はお世話の量はもちろん倍になります。

まとめ

フェレットは比較的多頭飼いに向いているペットですが、一番の問題点はフェレット同士の相性です。
フェレットの事を一番に考えるのであれば、最初から同じファームで同じくらいの年齢の子を同時にお迎えするのがベストです。
フェレットの多頭飼いは、最初が肝心ですので慎重におこなってください。多頭飼いが成功するか否かはすべて「初対面」の状況で決まると言っても過言ではありません。

フェレットの多頭飼いを批判する声もありますが、この相性さえクリアしてあげれば、フェレットはお互いを仲間と認識しあい一生仲よく過ごしてくれますよ。

 

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