日本とは違うタイのペット事情

今回の記事は、海外の国”タイ”のペット事情についてです。日本の常識とはかけ離れたタイ人と犬達の共同生活は、動物達にとってとても自由な生活を送っている反面、日本では考えられない一面にも少し考えさせられたりします。
では、タイの犬達の日常についてご紹介しましょう。

自由な犬達の日常

驚くべきことにタイで飼育されているペットは、リードを付けて散歩をしません。 リード付きで散歩をする子はごく一部のペットで、ほとんどの飼い犬はリードをつけず、首輪だけをつけている子が多いです。
「リードがないならどうやって散歩をしてるの?」と疑問に思いますよね。

タイの犬は放し飼いがほとんどで、散歩も犬が自分で自由にしています。なのでドッグランなどの施設もなく、飼い犬であっても自由に外と家を行き来する子が多いです。
ほとんどの犬は自分のテリトリーを把握しており、飼い主に忠実な犬が多いので脱走する子が少なく、交通事故に合うなんてことも聞きません。その理由は、子犬の時から自然と危険なものを判断して生活しているからではないかと思われます。

上記の写真はスポーツジム内の写真ですが、写真に写っている犬種はウィペットという犬で、ジムに来たお客さんのペットです。このジムは特に「ペット可のジム」というわけではありませんが、タイは基本、飲食店であろうとお店のオーナー が嫌がらない限りはペットを連れ込んで店舗内に入ることができます。
さらに、このウィペットもリードをつけていなく、自由に飼い主と行動を共にしています。日本では考えられないですがタイではこれが普通なんですよ、驚きですよね。そのかわり、放し飼いで飼育している子達(犬)は飼い主のそばから離れず、他の人に飛びかかることもありません。
飼っている飼い主に聞いてみると「小さい時から、ノーリードでいろんなところに連れ回していただけで、特にしつけはしていない」とのこと、自然といろんな事を吸収し、判断できるようになったみたいです。

謙虚な野良犬の生活

雑種犬は首輪をしていない限り、野良犬と飼い犬の見分けがつかなくなります。現在日本では野良犬を見ることは少ないですが、通常野良犬は人間慣れしていなく、人を怖がるのが普通です。
ですが、タイにいる野良犬のほとんどは、人間とうまく共存しないと生きていけないことを理解しているのか人間に慣れている子が多く、飼い犬なのか野良犬なのか判断しにくいです。
また、野良犬であっても近隣の人たちと上手く付き合っているため、可愛がられている子も多いのが理由の一つです。

私が一番驚いた出来事が、屋台で夕食を食べている時に一匹の野良犬が近づいてきました。私が食べている鶏肉を物欲しそうに見つめてはいるものの、奪おうと飛びかかってくることは決してありません。
上記写真の様に、座っている座椅子が低くいので、テーブルから食べ物を奪おうと思ったら直ぐに奪えることができる環境にいますが、タイの犬たちは決して飛びかかることはなく、お腹が空いていたとしてもおこぼれをもらうため、人間の手から自分たちの目の前に食べ物を渡されるまでじっと耐えて待っています。
この子だけが特別な行動をとっているのではなく、人に飛びかかったり危害を加えると人間たちから殴られたり、下手したら殺されるのを理解して人と上手く付き合うために自然と謙虚な姿勢を取るようになったみたいです。

タイの犬は神経が図太くないと生きていけない

タイで生活している犬たちの驚くべき行動の一つに、お寺などの観光地やバスターミナルなど人混みの多い場所にもかかわらず、微動だにせず堂々と道の真ん中で爆睡している犬達を良く見かけます。
こんなにも人通りが多く、今にでも尻尾を踏まれそうなくらい近い距離にいても、気にすることなく堂々と寝ている犬達が多いことに驚かされました。事情を知らない観光客の方が、爆睡している犬達の横を通る度にヒヤヒヤして落ち着いてないようです。
なぜこんなにも堂々としているのかと疑問に思いますが、国柄もあるのでしょう、タイ人ものんびり自由に生活しているため自然と犬達もそういうスタイルになったのかもしれませんね。タイの犬達は人と共存して生きるためとはいえ、細かい事に気を遣わず堂々と生きている姿は微笑ましいですね。

生きるために人と共存する犬達

タイではリードを付けないとお話ししてきましたが、バンコク(日本でいう東京)などの都会になると交通量が多く危ないこともあり、リードを付ける飼い犬もいますが、それでもほとんどあってないようなもので、基本はリードを付けずに自由に動いています。

なぜタイにはおとなしい野良犬が多いかというと、可哀そうですが、問題を起こす犬は棒で叩かれたり酷い場合には民間人が殴り殺したり、毒の入った餌を与え処分するからです。そんなことが繰り返されることで犬達が学習し、おとなしい野良犬が多いのかもしれません。

また、タイでは愛犬家も多く、上記の写真の様に商品(衣類)と愛犬を一緒にいさせたり、商品が入っているカゴの中に愛犬が寝ていたりします。日本だといろいろと問題になりそうですが、タイ人は気にしないみたいです。
タイだからこそできるこの生活は、犬にとって厳しい環境でもあり、自由に生きられる環境とも言えます。日本とはまた違った環境ですが、上手く人と共存して生活を送っていれば、犬にとってタイはまさに「微笑みの国タイランド」と言えるのではないでしょうか。

 

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