デグーと暮らそう デグーを元気にする「食べ物・健康・快適な環境」

デグーと楽しく暮らすためには、食べ物・健康・快適な環境の3つに注意してあげる必要があります。与えていい食べ物や悪いもの、かかりやすい病気と症状、適切な環境などを紹介します。

デグーに与えていいもの・悪いもの

雑食性のネズミに対し、デグーは草しか食べないベジタリアン。野菜や果物も少量だけと言う徹底ぶりです。野生のデグーが生息しているのはアンデスの草原地帯で、穴を掘って集団で暮らしています。食べ物が豊富と言える環境ではないため、粗食にも耐えられる進化を遂げたのでしょう。主食はチモシーなどのイネ科の牧草です。そのほか栄養素の補給のため、デグー専用補助フードを副食として与えます。

デグーにも好みがあるようで、「ものすごく喜んで食べた」と言う評価の補助フードでも、別の子は見向きもしないと言うことがあります。食いつきがよくないときは、別の製品に変えてみるとよいでしょう。

与えていいおやつとダメなおやつ

基本的に、補助フードの原料に含まれている乾燥ニンジン、乾燥キャベツ、乾燥カボチャ、タンポポ、オオバコなどは、少量であれば単体であげても大丈夫です。
その他、イチジク、蕎麦の実、かぼちゃの種、キャベツ、ピーマン、バジルも好まれます。生野菜を与える場合は、おなかを壊さないよう少なめにしてください。

玉ねぎ、葱、ケギ、ニンニク、ラッキョウ、ニラ、ジャガイモ、トマト、ナスの芽や緑色の実や葉、サトイモ、ホウレン草・サツマイモ、さくらんぼ、りんご、アンズ、桃、チョコレート、 ココア、茶葉などは、デグーの体によくない成分が含まれています。故意に与えないのはもちろん、床やキッチンに落ちているものを食べないよう注意してください。

おやつの使い方

デグーはとても賢く、慣れるまで警戒するため、最初は仲良くなるためのアイテムとして使います。近くにそっと置いてあげることから始め、慣れてきたら直接手からおやつを渡してあげます。自分から「おやつちょうだい」とやってくるようになったら心を開いた証拠。あとはずっと仲良しでいられますよ。

病院に行くなどストレスを与えたときや、ご機嫌を損ねたときにも有効です。その時は普段よりスペシャルなものを与えてあげると大喜びです。

デグーがなりやすい病気と予防方法

糖尿病

デグーは糖分を代謝しにくい体質なため、糖分が多いものや高カロリーなものを食べ続けると糖尿病を発症しやすくなります。多飲多尿といった症状が現れたら要注意。食事に気を付けて、しっかりと運動させるなど予防しましょう。

ビタミンC欠乏症

デグーは体内でビタミンCを生成することができないため、デグーの体重の5%程度を目安としてビタミンCを含むペレットを与えることが必要です。体重が増加しない、動きが鈍い歯肉から出血、足を引いて歩くといった症状に注意してください。

不正咬合(ふせいこうごう)

デグーの歯は一生伸び続けるため、常に何かを噛ませて歯が伸びすぎる不正咬合を防止する必要があります。頻繁にくしゃみをする、よだれが出るなどの症状が見られたら注意が必要です。いつでもかじれるよう、ケージの中に適当な大きさの木を入れてあげてください。

デグーにとって適切な生活環境

デグーが快適な温度

デグーが快適に暮らせる温度は、人間と同じ20度前後です。汗腺がないため、暑さにも寒さにも弱く、熱中症や低体温症になりやすくなります。扇風機の風はデグーにとって不愉快です。エアコンや小動物用のヒーターを使って、室温管理に十分注意してください。

コードは危険

なんでもかじってしまうデグーにとって、電化製品のコードは格好のオモチャですが、感電してしまう危険があります。ケージから出して遊ばせるときは、コードをかじられないようにガードしたり、デグーが届かない高い位置に置くなど配慮しましょう。

デグーと長く一緒に暮らすには

野生のデグーの寿命はとても短いと言われていますが、人と一緒に暮らすデグーは8~10年生きると言われています。適切な食べ物、適度な運動、快適で安全な環境を与えてあげて、デグーと楽しく暮らしましょう。

 

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