犬の多飲多尿はさまざまな病気のサイン!?その原因をご紹介!

あなたのご家庭の愛犬が、最近水を飲む量やおしっこをする量が急に増えたな、と感じることはありますか?実は、犬の多飲多尿はさまざまな病気のサインと言われています。その中には、命に関わる危険もあるのです!
今回は、多飲多尿にどんな病気の可能性が隠れているのかご紹介します。

犬の飲水量、尿量の正常値は?

犬が1日に飲む水の量は、体重1kgあたり50〜60mlと言われています。例えば、10kgの犬だったら1日でペットボトル1本分水を飲みます。また、正常な尿量は体重1kgあたり25〜40mlですので、室内犬のペットシーツを1日に2〜3回交換します。個体差はありますが、正常の倍以上の飲水量・尿量があると多飲多尿と判断されます。
大抵の場合、飲水量が増えれば尿量も増え、その逆も言えるため、尿量を測るのが難しい場合は飲水量を見てチェックしてみてください。

多飲多尿にはさまざまな原因が!

多飲多尿の原因を細かくご紹介します。

尿崩症

最も多い原因で、バソプレシンという腎臓に働きかけて水の再吸収をさせる物質が作れなくなる、または腎臓で受け取れなくなることで水の体内への再吸収ができず、尿量が多くなってしまう病気です。
水を飲んでも吸収がうまく出来ないため、喉が渇いて飲水量も増えてしまいます。

糖尿病

インスリンという糖を体の中に取り込む物質が作られなくなる、または取り込めなくなることで糖が体外に出て行ってしまう病気で、糖と一緒に水分が出ていくため尿量が増えてしまいます。
多尿の他に、肥満の犬に起こりやすい病気です。

クッシング病

副腎皮質機能亢進症とも呼ばれるこの病気は、下垂体か副腎のどちらかに腫瘍が出来てしまった場合に起こる病気で、コルチゾールという物質がたくさん出すぎることで全身にさまざまな症状が出てしまいます。
そのうちの1つとして多飲多尿の症状が出ます。
他にも、毛が抜けたりお腹が膨らんだりもします。

子宮蓄膿症

雌犬の子宮の中に細菌が入り込み、炎症が起きる病気です。
膿が溜まって子宮が破裂したり、毒が素血液に乗って全身に回ったりすると短時間で死に至る危険性があり、手術が必要です。
毒素が腎臓に回ると腎臓の機能が低下し、多飲多尿になってしまいます。
避妊していない雌犬では要注意です。

腎臓や肝臓の病気

腎臓の病気で水分の再吸収ができない場合、尿量が多くなり、それに伴って飲水量が多くなってしまいます。また、肝臓での代謝が悪くなり尿量を調節するホルモンに異常をきたしたり、解毒がうまくできないと、尿が多量に出てしまいます。

まとめ

今回は、犬の多飲多尿の原因となるさまざまな病気をご紹介しました。放っておくと命の危険もある病気もありますが、普段の生活の中で少し気をつければ、早く病気を発見してあげられる症状です。
愛犬の健康のために、ぜひ知っておいてくださいね。

 

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