熱帯魚コリドラスの特徴と飼育方法

コリドラスの特徴と生態、種類

「コリドラス」という名前は、日本では馴染みがないかもしれません。
コリドラスは南米原産の小型のナマズの仲間で、日本では現地で採集された個体と、東南アジアで養殖された個体が流通しています。150以上の品種が存在し、魚類では最も種類が多いです。ヒレに毒を持つ種類もいます。

コリドラスは淡水魚であり、流れが緩やかで水のきれいな川の底を好みます。海水の混じる汽水域などには生息しません。
体長は多くの種で5~7センチ程、寿命は3~5年程です。
多くのナマズ類は夜行性ですが、コリドラスは昼間から夕暮れ時にかけて活発になります。
性格はおとなしく、他の個体を攻撃するようなことはありません。可愛らしい顔立ちが特徴的です。比較的丈夫な魚で、アルビノ個体も存在します。

エサは何をあげればいい?

野生では水底の微生物などを主に食べています。飼育下では赤ムシやイトメ(ゴカイの仲間)を好む傾向にあります。他の魚を捕食することはありません。「テトラミン」などの熱帯魚専用のエサもよいでしょう。エビのすり身や免疫力を保つ成分などが含まれています。このエサは乾燥していて水に浮きやすいため、指で水面をかき回して水底に沈めてあげるのがポイントです。

基本的には沈みやすい生き餌や、熱帯魚用の栄養バランスに配慮されたものを与えてあげてください。
ただし、エサの与え過ぎには注意しましょう。水質汚染に弱いコリドラスは、食べ残しなどで水が腐るとあっけなく死亡してしまいます。

コリドラスの飼育で気を付けるべきこと

まずコリドラスに限った話ではなく、日本で熱帯魚を長期飼育することは簡単ではありません。第一に考えなければならないのは、水温管理です。基本的に水温は25℃程度に保たれている必要があり、20℃以下になれば命に関わります。サーモスタット(水温を調整する装置)を使えば、一定の水温に保ち続けることが可能です。熱帯魚の飼育には必需品であるといえます。

熱帯魚は一年中暖かい場所に生息するため、日本のような四季の変化には適応できません。従って、国内でも沖縄と北海道では、飼育の難易度が大きく変わってくるでしょう。

気温が急激に低下する秋から冬にかけては特に注意が必要です。この時期に全滅してしまうことも考えられますので、細心の注意を払いましょう。

ほとんどの時間を水底で過ごすので、体やヒゲを傷つけないよう、砂は大粒で角のないものを選びましょう。水質汚染にも弱いため水替えをこまめに行い、砂も清潔に保ちましょう。金魚などの水を汚しやすい魚との混泳は避けたほうが無難です。また臆病な性格で体も小さいので、大型魚やナワバリ意識の強い種類とは一緒にしないようにしましょう。

物陰に隠れることを好む個体も多いので、隠れ家を必ず用意しましょう。筒型のオブジェがあると入りやすくて便利です。

まとめ

コリドラスは性格が穏やかで外見も可愛らしいので、ペットとして人気がある種類です。ただし熱帯魚は日本の淡水魚と比べて、ある程度の専門の設備や知識が求められます。特に寒い地域では、長期飼育は容易ではないことを肝に銘じておきましょう。事前にしっかり下準備しておく必要があります。早死にさせてしまうと悲しいですから。
熱帯魚を何種類も長く生き延びさせてきた人なら、ぜひおススメしたい魚です。

 

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