フェレットにキャットフードを与える際の注意点をご存知ですか?

フェレットの食事として、最近はフェレットフードではなくキャットフードを代替品として与える飼い主さんが増えています。
フェレットに必要な栄養素のタンパク質が35%以上、脂質が20%という基準をキャットフードは満たしているため、一見問題がないように思われています。
でも実は、フェレットにキャットフードを与える際には注意しなくてはならない事があるのです。

フェレットと猫では消化時間に大きな差がある!

まずは身体の仕組みから知っておきましょう。
フェレットと猫では、大腸の長さが圧倒的に違います。猫の大腸は30センチから40センチ程度あるのに対し、フェレットの大腸は10センチほどしかありません。
フェレットと一緒に暮らしている飼い主さんなら、すぐにわかると思いますがフェレットは食事をしてから排せつするまでの時間がとても早く、約3~4時間ほどで消化吸収を終えるため、一日に6~8回も排せつをします。
それに対して猫は一日にうんちを1~2回程度しかしないのです。

栄養素が吸収される前に排泄されてしまう!

消化吸収時間が圧倒的に短いフェレットに、猫の食事として作られたキャットフードを与えると、全ての栄養素が吸収される前に排せつされてしまうのです。
特に、ビタミン類やミネラル系の栄養素が十分に吸収できないまま、うんちとして出てしまうことは、フェレットにとってみれば「栄養不足」の状態となってしまいます。
インスリノーマや副腎、リンパ腫などの疾患が多いフェレットですが、これらの病気は主に栄養不足が引き金となっている、という説もあるのです。

タンパク質と脂質の含有率だけでフードを選ぶのは危険!

フェレットフードの代用としてキャットフードを与える際に、飼い主さんが見落としがちな栄養素があります。
タンパク質や脂質、粗繊維などはチェックしていると思うのですが、それ以外にもフェレットの身体に必要な栄養素はたくさんあります。
成分表に書かれていないビタミン類の不足が積み重なると、深刻な疾患を引き起こすこともありますので注意が必要です。

魚類や穀類が含まれたフードには注意が必要!

キャットフードの原材料には、主に魚類や穀類が含まれています。この材料は、フェレットよりも体の大きな猫が食べることを前提に工場で粉砕されているため、魚などの小骨や固さのある穀類がフェレットにとっては粉砕不足というケースも少なくありません。
キャットフードには、5ミリ程度の小骨や穀類の破片が混じっていることは良くあることなので、与える前に飼い主さんがチェックをしてあげることが大切です。
面倒でも、ひとつひとつお皿に広げて確認するくらいでちょうど良いかもしれません。

不足栄養素を補うことを忘れずに!

消化吸収が早いフェレットに、キャットフードを与える際には必ず不足している栄養素をなんらかの形で補ってあげるようにしましょう。
高品質なフェレットフードとのブレンドでも構いませんし、フェレット用のサプリメントも今では豊富な種類が販売されています。
キャットフードに混ぜることを前提として作られたパウダー状のサプリメントもありますので、検討してみてくださいね。

フェレットにキャットフードを与えるなら栄養管理に力を入れよう!

実はフェレットフードに比べ、キャットフードの方が様々な基準が高く、保存料や添加物を使っていない高品質なものが多いのです。
そういった理由からも、大切なフェレットちゃんのためにできるだけ良いものを食べさせてあげたいという気持ちで、キャットフードを選ばれる方が増えています。
もしもお家のフェレットちゃんにキャットフードを食べさせる場合には、しっかりと補う形で十分な栄養素を摂取させてあげるようにしましょうね。

 

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